わたしたちの生活と電気自動車

電気自動車 どこの国でたくさん走ってる?

【導入】クイズと回答(最初〜1’08”)

1. 電気自動車ってどんなもの?(1’08″〜3’24”)

SDGsの目標達成に向けて、電気自動車が注目されています。電気自動車とは、電気を使って走行する車のことを指します。電気自動車の仲間には、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、BEV (battery electric vehicle) などがありますが、前者の2つ(ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車)は電気だけでなくガソリンも利用するところが、純粋に電気だけを使って走行するBEVとは異なります。

また、電気自動車がガソリン車と大きく違うところは、車が走る力を生み出す方法にあります。ガソリン車は、エンジンの中でガソリンを燃やして走行する力を生み出すのに対して、電気自動車はバッテリーに充電した電気を使ってモーターを動かして走行する力を生み出します。電気自動車(BEV)は走行するときにモノ(燃料など)を燃やさないので、二酸化炭素を排出しないのもガソリン車との大きなちがいです。

2. 世界と電気自動車(3’24″〜5’38”)

電気自動車(BEV)の年間販売台数は、新型コロナウイルスの感染拡大にも関わらず、2016年から2021年の5年間に10倍に急増しました。2021年の電気自動車(BEV)の販売台数は中国が270万台でダントツ世界一、そしてアメリカ(46万台)が続きました(IEA)。それに対して、日本は2万台でした。

3. 日本と電気自動車(5’38″〜7’23”)

日本では、電気自動車(BEV)の保有台数がなかなか増えないのが課題になっています。日本国内で購入される乗用車はハイブリッド車とガソリン車がほとんどを占め、2022年7月では、購入された4種の乗用車(ガソリン車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車(BEV))のうち電気自動車(BEV)の割合は1%しかありませんでした (日本自動車販売協会連合会)。それに対して電気自動車の人気が高いノルウェーでは、電気自動車(BEV)の割合は74%もあり、日本は大差をつけられています (cleantechnica)。

4. 世界と日本の車のこれから(7’23″〜9’17”)

世界では地球温暖化対策の一つとして、二酸化炭素排出の多い運輸部門を脱炭素化するために、ガソリン車廃止の動きが進んでいます。そして、ガソリン車の代わりに電気自動車の普及が推進されています。日本も他の多くの国と同様に、2035年までに新車のガソリン車の販売を禁止することを決定しました。ガソリン車の生産販売は日本経済を支える主要な産業です。日本の自動車産業はまさに歴史的転換期の渦中にあります。

【おまけ】世界で売れてる車トップ10に日本車は入ってる?(9’17″〜最後)

【解説動画1】(12’48”) 

練習問題A ガソリン車/電気自動車 クイズ SDGs 13などの解説が収録されています 

【解説動画2】(1’26”)

考える力を伸ばそうコーナー 電気自動車のしくみなどの解説が収録されています 

【解説動画の再生スピードと画質の変え方】

動画のスピードが速い(または遅い)場合、動画の再生スピードをお好みに変えられます。また画像が悪い場合、画質も変えられます

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■ 指導ガイド

月別統計データ燃料別販売台数:一般社団法人日本自動車販売協会連合会.「燃料別販売台数(乗用車)」.

BloombergNEF:BloombergNEF, 2021. Zero-Emission Vehicles Factbook.

IEA:International Energy Agency – Net Zero by 2050 A roadmap for the Global Energy Sector.